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HOTSANDO Issue19 発刊!

本誌もいよいよ3年目に突入し、今号より形も内容もリニューアルいたしました。
池上の街のことをさらに深掘りして紹介しつつ、別紙でこの街のヒントになる活動をされている方へのインタビューを掲載しております。当初から続けているアートワークはさらに大きくポスターとして飾れるものに。コラムの寄稿も増えて読み応えのあるフリーマガジンとなりました。

『Into the woods』

店名の「花見煎餅」、由来って何ですか?

池上のことをもっと深く知るための”Into the woods”は、SANDOの斜向かいにある「花見煎餅 吾妻屋」さんへ。
店名がまず素敵じゃないですか。まさにこの時期に最高な名前。由来を聞けば、「初代の偶然」とのこと。何だか落語に出てきそうなお話でした。

『Special Practice』

池上弁当知ってる?

まちのほんもんから学ぶの”Special Practice”。今回は弁当について。
このまちの弁当ってあるのかな?って探していたらGoogle先生が教えてくれた”池上弁当“。何やら駅弁みたい。東急電鉄もあってピッタリじゃん、なんで今まで知らなかったのだって思ったら日本の話では無く台湾の話。
どうやら台湾にも”池上”って地名があるんだって。そんなことを教えてくれたのはYoichiの店主、弥生さん。SANDOでも台湾のフードイベントをやってくれたほどの台湾フリークです。お腹空いちゃう池上弁当(チーシャン ビェンタン)の話をどうぞ。

『Wanna walk around with you:公園編』

池上駅の周りには案外公園がたくさんあるのです。

数を数えたらなんと15箇所。実はこれって多い方で昔に競馬場だったポニー公園や、小さな児童公園、デイキャンプができる珍しい公園も。『Wanna walk around with you』ではSANDOのついでに立ち寄れる公園案内。「さあお弁当持ってピクニックへ」はもうちょっと後にしようかな。弁当でも好きなものは最後に食べる方ってことで。

『Monthly column』

マンスリーコラムの寄稿も増えて読み応えのある本誌。なんとも贅沢なメンバーによる連載が始まりました。みんなのまちを見る視点がぎゅっと詰まったページです。

「100のかけら」
池上で見つけた出来事を記録し綴っていく。現在19個目。
山本万菜 Mana Yamamoto アーティスト・フローリスト (東京)
https://www.instagram.com/omananco/

「サムシング違和感」
日常で気になった違和感の話は毎号どこか気付かされる事ばかり。
福永耕士 Kohji Fukunaga
図案家(東京)
https://www.instagram.com/fckngkj/

「ル・コントワール」
フランスの伝統菓子を学んだパティシエ。彼が様々な土地のお店で見たコントワール(カウンター)の風景を綴る。
田代翔太 Shota Tashiro
MERCI BAKE・CHEZ RONA (東京/松陰神社・経堂)
https://www.instagram.com/mercibake/
https://www.instagram.com/chezronajapon/

「いつかのあの街」
ありそうでないようなまちを話をショートショートにて。
河村実月 Mitsuki Kawamura(東京)文藝誌 “園”主宰
https://www.instagram.com/mzk_kwmr/

「yohak nikki」
西馬込の人気カフェ店主による地元素材を使用したレシピコラム。
稲葉秀樹 Hideki Inaba
yohak (東京・西馬込)
https://www.instagram.com/yohak_tokyo/

「池上伝言板」
池上近辺で活動している方によるリレーコラムシリーズ。
宮田尚幸 Naoyuki Miyata
デザイナー(東京・久ヶ原)
https://www.instagram.com/naoyukimiyata/

「もしものはなし」
まちの商売仲間とのコミュニティ拠点になっている店主による京都の話。
河崎かなみ Kanami Kawaski
もしも屋 (京都・下京区)
https://www.instagram.com/moshimo_ya/

「漫画」
イラストレーターによる一コマ漫画。毎号テーマに沿った”あるある”を日記として綴る
ゴロゥ イラストレーター(茨城)
https://www.instagram.com/ebreday/

『From another point of view:山本千織(chioben)』

綺麗なお弁当のつくりかた教えてください。

このまちの参考になりそうなヒントを探しにいくまちの『From another point of view』。お弁当について我々が向かったのは、代々木上原の一軒家をアトリエにしているchiobenの山本千織さん。扉を開ければババーンと庭に面した大きな厨房が広がる素敵な空間。これまで数多くのお弁当を作ってきた山本さんから聞いたお弁当作りのコツはすぐ試してみたいインタビュー。もちろんお腹がペコペコな我々は、取材終わりには公園でお弁当をいただきました。ごちそうさまでした。

chioben/チオベン
山本千織による東京・代々木上原の弁当店。弁当販売のほか、ケータリングや出張料理も行い、食に関するワークショップなども開催する。

『Art work 』

今号より、アートワークがA4サイズになりました。本誌に差し込む形状にした「From another point of view」の片面がババーンっとアートワークです。毎号異なる作品をポスターとして飾れる仕様になりHOTSANDOの楽しみ方が一つ増えました。
Issue19で描いてくれたのはイラストレーターのZUCKさんによる作品です。あーどこかに大脱走したい。

ZUCK
https://www.instagram.com/zuck_t/

HOTSANDO 19号

特集:ピクニックのワン・ツー・スリー
Into the woods:加藤 元弘(花見煎餅 吾妻屋)
Special Practice:弥生(Yoichi)
Wanna walk around with you:公園編
From another point of view:山本千織(chioben)
アートワーク:zuck
コラム:やまもとまな、田代翔太(MERCI BAKE・CHEZ RONA)、河村実月(文藝誌 “園”主宰)、稲葉秀樹 (yohak)、宮田尚幸 、河崎かなみ(もしも屋) 、ゴロゥ
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アートディレクション・デザイン:福永耕士
編集チーフ;丸山亮平
編集:中嶋哲矢(LPACK.)
写真:田上浩一
発行:WEMON PROJECTS
発刊日:2021年4月30日