日時:2020年12月20日(日)18:30〜22:00(トーク19:00〜21:00途中休憩有)
定員:20名
入場:1000円(スープ付)
受付:予約優先、peatixまたは店頭にて予約
予約サイト:https://peatix.com/event/1738466
ゲスト:矢津吉隆(kumagusuku)、山田毅(只本屋)
司会進行:中嶋(L PACK.)
SANDOの店頭に突如現れた自販機、みなさん気づいていますか?いますよね?
自販機で販売しているものは京都を拠点にしている「副産物産店」によって制作されました。アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を“副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクトで、手掛けているのは矢津吉隆(kumagusuku)、山田毅(只本屋)のお二人。
自販機は年内までの限定設置ということもあり、この機会に「副産物産店」のお二人を招き、『副産物』のことはもちろん美術家でもあるそれぞれの活動から『場をつくること』に焦点を当てたトークイベントを開催いたします。
自動販売機プロジェクトとは、店舗の設計施工などを数多く手がける株式会社TANKが自動販売機を「最小の店舗」として焦点を当て、様々な人やお店とコラボレーションをしていくプロジェクトです。 第一弾のコラボレーションが副産物産店 (https://byproducts.thebase.in/)
矢津吉隆さんは今年の初夏まで宿泊型アートスペース「kumagusuku」を営んでいました。様々なアーティストの作品が散りばめられた宿で展覧会やイベントも開催していいて京都の文化拠点としの役割も担っていたスペースです。今後は形態を変えた運営をしていく予定だそう。
山田毅さんは、フリーペーパーを扱う「只本屋」を運営しています。フリーペーパーの専門店って気になりますよね。しかも営業日は月に2回のみ(今月はコロナのため休業)。どのような運営をしているのかもめちゃくちゃ気になります。
「宿」と「本屋」はどちらも池上エリアにはあまりない役割の場所で、僕たちにとってもそんなお二人の活動が気になって、NEWSANDOHOTSANDOでコラムも寄稿していただいています。
今回のトークイベントでは、この自販機プロジェクトのことはもちろん、お二人の活動の中でも『場をつくること』に焦点を当てながら、『副産物のこと』、『場をつくることで残るもの』について伺いたいと思います。新しいスペースができ始めているこの池上だからこそ、このタイミングで聞いておきたい事もあるかと思いますのでカジュアルな会での開催です。
めったにない貴重な機会、ぜひご参加ください。
また当日は『石のスープ』と題して池上周辺のお店から集めた食材でスープを作ります。飲食店の副産物を使用したスープになる予定。トークの始まりから煮込み始めて終わり頃に出来上がりますので、歓談の時間に一緒に食べましょう。こちらもお楽しみに。
『場の始まりと終わりと残るもの』
〜話とスープが煮詰まるまで〜
日時:2020年12月20日(日)18:30〜22:00(トーク19:00〜21:00途中休憩有)
定員:20名
入場:1000円(スープ付)
受付:予約優先、peatixまたは店頭にて予約
予約サイト:https://peatix.com/event/1738466
ゲスト:矢津吉隆(kumagusuku)、山田毅(只本屋)
司会進行:中嶋(L PACK.)
YORUSANDOとは?
コロナウイルス感染症対策について
ゲストプロフィール
矢津 吉隆(やづ よしたか)
美術家、kumagusuku代表、株式会社kumagusuku代表取締役
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)非常勤講師、ウルトラファクトリープロジェクトアーティスト。京都を拠点に美術家として活動。また、作家活動と並行して宿泊型アートスペースkumagusukuのプロジェクトを開始し、瀬戸内国際芸術祭2013醤の郷+坂手港プロジェクトに参加。主な展覧会に「青森EARTH 2016 根と路」青森県立美術館(2016)、個展「umbra」Takuro Someya Contemporary Art (2011)など。2013年、AIRプログラムでフランスのブザンソンに2ヶ月間滞在。アーティストのアトリエから出る廃材を流通させるプロジェクト「副産物産店」やアート思考を学ぶ私塾「アート×ワーク塾」、古民家をスタジオとして改修して貸し出す「BASEMENT KYOTO」など活動は多岐にわたる。
kumagusuku website :
http://kumagusuku.info/
山田 毅(やまだ つよし)
美術家、只本屋 代表1981年 東京生まれ。2003年 武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現在、京都市立芸術大学大学院博士後期課程在籍。映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行し、ナラテイブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都市東山区にて「只本屋」を立ち上げ、京都市の伏見エリアや愛知県名古屋市などで活動を広げる。2017年に矢津吉隆とともに副産物産店のプロジェクトを開始。現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。
只本屋 website :
http://tadahon-ya.com/
副産物産店(矢津吉隆 + 山田毅)
アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりたいと思っています。主な展覧会はやんばるアートフェスティバル2019-2020(沖縄)、かめおか霧の芸術祭(京都)など。京都を拠点に活動。
WEBSITE:
https://byproducts.thebase.in/