2019年から東急池上線の池上駅周りを中心に展開しているWEMON PROJECTSというプロジェクトの一貫で行っています。京王新線、幡ヶ谷駅の西原商店街にあるPADDLERSCOFFEEの松島くんとL PACK.小田桐くんの二人をしゃべらせまくろうっていう会です。
今回の趣旨は、今ぼくたちはどういうことをやるべきか、やってみたいか、やれそうなことはなんだろう? というテーマで作戦会議をしたいと思っていて。
松島くんも小田桐くんも自分のお店があったりとか、いろんなプロジェクトやったりとか、いろいろやっていると思うんだけど……。

松島大介/PADDLERSCOFFEE
小田桐奨/L PACK.
facilitator:フクナガコウジ/図案家

『最近何してる?』
フクナガコウジ

PADDLERSCOFFEE(以下パドラーズ)っていわゆるコーヒー屋じゃないよね。今姉妹店としてBULLPEN(ブルペン)ていう家具と生活雑貨のお店もやっている。

松島大介

そうだね。パドラーズは加藤っていうパートナーと二人で始めて。ちょうど緊急事態宣言が出て、その日はオープンできなかったんだけど、今年の4月4日で7周年。

小田桐奨
おお。 おめでとうございます。
松島大介

ありがとうございます(笑)。で、こんな世の中になっちゃったから、今僕もコーヒー屋の代表だったり、雑貨屋の代表だったり、商店会の理事だったり、いろんな立場の中から、今何ができるんだろうな、って考えながら日々考えて過ごしているんだけど。
もちろん、答えなんて出ないんだけど、一人ひとりの役割っていうか。マイナスのこと考え始めるとキリがないからさ。

フクナガコウジ

そうだね。松島くんはポジティブかネガティブかどっちの姿勢の人なの?

松島大介

寂しがり屋だけど、めちゃくちゃポジティブだと思うよ。一人とか寂しいじゃんね。震災(東日本大震災)のときとか本当に辛かったし、みんながそれぞれターニングポイントだったと思うんだけど、少なくとも人に会うことで悲しみとか辛さが共有できたよね。今回のことに関しては、そこができないのが一番辛いよね。みんな今何を考えているのかな、っていうのが気になっていて。今この時間をどう過ごしているかなって。今までは同調してれば済んでいてたことが、同調では済まなくなってきたっていうか。

小田桐奨

わかりますね、それ。

松島大介

個々の意見が、今までの日本だと“どっちがいい?”って聞かれても“どっちでもいいよ”みたいなものが答えにできていたけど、その答えがもうできなくなってきているっていうか。外に出るのも、人に会うのも自分が決めなきゃいけないから。でもそれって、僕は良いことだと思っているんですよ。

小田桐奨

うんうん。

松島大介

(コロナが終息したとしても)元に戻るとかっていう考え方じゃなくて、元に戻らない方が良いんじゃないかな、っていう考え方に変わったんですよね。
いろんな人がSNSで繋がれる世の中だから、個々の人がどう思っているのかなっていうのが気になっていて。全然知らない人に電話番号公開して、話したい人がいたら話しませんか? っていうのおもしろいと思うんだよなあ。

フクナガコウジ

単純にフィジカルなところで一致団結できないもんね。集会ができないから。

小田桐奨

松島くんが言っている“自分ごと”ってすごいしっくりくるな。人と直接会えなくなったからこそ、関係性を深めていく時期というか。広げていくっていうより、今持っているつながりをいかに深くしていって、強固な関係性を作って肩を組むみたいな。それでどうやって乗り切っていくか、っていうのを一緒に考える時期なんだなっていうのを感じています。

松島大介

フクナガくんはどう思ってる?

フクナガコウジ

単純に家にずっと居続けるっていうのは苦手なんだけど。昔剣道やっていたときに、精神統一みたいなことをやったことがあって。それに今、近い状態かな。整える期間として考えたら、次にステップアップするための充電期間というか。この期間にどういうことを考えたりとか、明けたら、どういう仲間たちと何をやろうとか。松島くんだって、普段店にいるから、ゆっくり話をする機会ってないじゃない? だから、こういうタイミングができたことに、シメシメとは思っているよ(笑)

松島大介

全然関係ないんだけど、インドの修行でヴィパッサナーって知ってる? 日本だと京都と千葉にそういう施設みたいなのがあるんだけど、無音でしゃべっちゃいけないし、人と目を合わせないし、とにかく自分の無の状態で10日間過ごすっていう修行があるのね。

フクナガコウジ
10日間ってすごいね。
松島大介

ヴィパッサナーをやったことがないから、なんとも言えないけど、今の状況って、それに近いっていうか。やろうと思ったらそれが出来ちゃうっていうか。そういう修行の期間っていうか、そういう気分だよね、今。

フクナガコウジ

昔は携帯とかもなかったわけだから、そういう時代は、これが自然だったのかもしれないしね。

松島大介

SNSとかZOOMとかこういうものを利用させてもらうかわりに、情報が入りすぎて頭がおかしくなりそうになったりとか。表裏一体っていうか、良いことと悪いことが背中合わせだなって。こういうものに触れないってもう無理じゃんね。うまく付き合わないとね。

フクナガコウジ

うまく付き合わないとJOKERみたいになっちゃうよね(笑)

『個々とこれから』
松島大介

政治とか宗教の話ってなんとなくタブーじゃんね。だけど、今回のことですごく思っていることがあって。前に納税があって、そのときに税金がびっくりするくらい高くて。いろんな税金があると思うんだけど、そのお金がいろんなことに使われているでしょ。でもテレビとか見ているとその使われ方に納得できないじゃん。でもそれに対して文句言っていてもキリがないから、愚痴を言いたいわけではないんだけど、そういう政治に関心を持ったり、自分たちの払ったお金がどう使われているかとか、このままでいいのかなっていうか。個人的には、今回のことで、考えさせられてるんだよね。

フクナガコウジ

自分がどうしたいかとかどう考えているかっていうのを伝えないと、こういう事態のときに結局損するわけだよね。

松島大介

自分の意見みたいなのを主張するっていうか、そういうところが新しい考え方として、若者とかにも生まれ始めているって思う。

フクナガコウジ

専門家には怒られるかもしれないけど、なんか政治って、身近なものだと思っていて。世界の話、国同士の話の下に、国の中での話があって、その中に地方の話があって、会社の話、各家庭の話があって。それぞれの中に政治はあると思うんだよね。同じ家に住んでいるカップル同士とかで、政治っていうのは存在している。“今日何食べる?”って聞いたときに、何でも良いよ、っていうのは、選挙で言うところの投票に行かないって状態だと思うんだよね。何を出されても文句は言えないはずなのに、けっこうそういう人って文句言うよね(笑)

松島大介

意外と何でも良くないんだよね(笑)

フクナガコウジ

小田桐くんは子供もいるからね。そういう意味では子供も政治に参加してるよね。

松島大介

子供いるんだ?

小田桐奨

今年の4月から小学生ですね。

松島大介

へぇ。子供たちって今外に行けないことについて、どう考えてるの?

小田桐奨

子供たちはすごいシンプルで、友達に会えないっていうのが、一番ストレスになってるかな。

松島大介

なんでだか、わかっているの?

小田桐奨

うん。わかってるよ。

松島大介

それってどう説明しているの?

小田桐奨

普通にコロナウィルスっていう話をしてる。もう6歳にもなると、わかるみたいで。大人と話すような感覚で話しているかな。

松島大介

こどもたちはどうしたら良いと思っているんだろうね。

小田桐奨

小学校は政府の方針でやっていないんだけど、その代わりに開校はしていて、一応行かせることもできるのね(※自治体による)。それで、うちは共働きだから、学童を契約していて、学童保育は、4/1から始まっているのね。その学童は、変わらずに受け入れてくれているんだけど、親が判断しないといけない。預けるってことはリスクがあるってことだから、行かせるか行かせないかは、日々選択しないといけない感じかな。

松島大介

それは夫婦で意見は合致しているの?

小田桐奨

うちは割と合致していて。できるだけ、今は家に居させようというのがあるんだけど、どうしてもできない日は行かせてる。その辺は話し合いをしつつって感じかな。

松島大介

そっかそっか。夫婦でも意見が割れるときってあるのかなって思って。この間、僕が好きなカレー屋さんのインスタを見ていたら、奥さんは店内での営業を続けたいっていう方針で、旦那さんは店内の使用を止めたいって方針だったんだって。で、どうするかってなって、結果テイクアウトだけになったんだけど。普段は同じ意見のはずなのに、今回の問題のことで、本当の意味での個人と個人の話し合いになるんだなって思って。

フクナガコウジ

パドラーズってテイクアウトとデリバリーをやってるよね。

松島大介

そうだね。3/31にお店を締めてから、オンラインでコーヒー豆だけ売っていてもよかったんだろうけど、自分たちでなにができるのかなって考えたときに、テイクアウトやデリバリーだったんだよね。休業発表のあとに始めたんだけど、わざわざ告知をしてしまったから、ありがたいことなんだけど、結構人が来るようになっちゃって。近くの人や歩いていける人限定ってもちろん言っていたし、電車や遠いところからくる人たちのためのサービスではない、って明確にしていたつもりなんだけど、多分電車とかで来ちゃったんだろうなって人とかも来ちゃっていて。数日前までは、しれっとテイクアウトをやっていただけで、お店の前通った人が、あれ? って入ってきてくれる感じだったんだけど、自分たちが告知してしまったがために、結構人が来てくれちゃって。そうすることで、自分と加藤だけでは回せなくなっちゃったんだよね。そうすると、スタッフを呼んだり、お客さんを外で待たせてしまうことになっちゃって。休業した意味ってなんだったのか、って考えさせられたんだよね。

フクナガコウジ

うんうん。デリバリーはどう?

松島大介

デリバリーも頼んでくれる人は、お店のお客さんだった人たちばっかりなんだよね。デリバリーの引き渡しの数十秒だけでもすごい喜んでくれたり、さっき小田桐くんが言っていた、関係がより深まるっていうか。いつにも増して感謝っていうか。サポートしてくれているっていう向こうの意思みたいなのが、すごい受け取れるから、終息してお店が開けられるようになったら、もっといい状態にして、待ち構えたいっていうか。お店やっている人は、そういう感覚になっていると思うんだよね。

フクナガコウジ

この事態が落ち着いてもデリバリーって続けたいと思う?

松島大介

続けたいと思うよ。お客さんからも言われた。このサービス続けてくださいって。なんか楽しいしね。

フクナガコウジ

昔は出前っていっぱいあったよね。今は大手のデリバリーとか出前はあるけど、個人の出前ってすごい減ったよね。

松島大介

お蕎麦屋さんとか、食べた器を洗って置いておいたり。

フクナガコウジ

ああ、あったね。そのシステムってすごいよね。洗ってちゃんと返す、そして誰もそれを盗まないっていう。

松島大介

今まさにそのシステムをやっているんだよね。毎朝8時に届けている人がいて、毎朝行くと、洗って置いておいてくれるから、新しいのを交換しにいってる。

フクナガコウジ
ヤクルトレディみたいな(笑)。コーヒーボーイ的な。
松島大介

そうそう。コーヒーボーイやってるんだよ。買ってくれている人には会わないんだけど、俺らもそれが一日のスタートの楽しみだし、少なくとも毎日サポートしてくれる人がいるっていうのは、いいよね。なんか繋がっている感があるじゃん。

松島大介

SANDOはなにかやってるの?

小田桐奨

テイクアウトも始めようと思って、準備はしているんだけど、いろんな理由があって、まだ始められていなくて。L PACK.と建築家の敷波さんとやっている日用品屋のSSSっていうのがあるんだけど、こちらもまだ動いてはいないですね。早くやった方がいいんだけど、焦ってはいけないなと感じていて。

フクナガコウジ

なにかやらなきゃいけないっていうのは、もはやお店をオープンするだけではないよね。

小田桐奨

そう、それもあって、フクナガくんとのインスタライブを始めてみたとかね。

松島大介

なんか言ってたね、今日もやるの?

フクナガコウジ

やろう、、かな?(笑)

松島大介

俺もやろうかな。ライブだと緊張しちゃうな。

フクナガコウジ

いいんじゃない。配信って言ってもテレビ電話で話をしているのをただ公開しているだけだから。今日あったことをもとに話をしていると、インプットとアウトプットで頭の中が循環して、家の中で悶々と考えていることが、その日の日付が変わるタイミングで話すと、次の日どうしようかなって、常にポジティブなマインドでいられるんだよね。

松島大介

こうやって自分の考えていることとか、人の考えていることをシェアして……。いいよね、こういうの。

フクナガコウジ

SNSとかがすごく充実しているわけだから、誰が発信してもいいわけじゃない? インフルエンサーとかじゃなくても、フォロワーがたった一人のために配信してもいいわけだし。そういう自由なものは、試しに使ってみて、だめならやめればいいし。とりあえずやってみたらいいなとは思う。

小田桐奨

それがなんか公園に集まる感覚っていうか。

フクナガコウジ

理由はないけど、公園に行ったら会う奴がいて、そいつと話していたら、どんどんコミュニティが広がっていってっていう。そういう図って自然だよね。

松島大介

発信しない人もいるよね、本当は考えがあるのに。

フクナガコウジ
そういう人に限って面白い人っているけどね。
『Team』
松島大介

SANDOのチーム編成ってどんな感じなの?

小田桐奨

監督役は敷浪さんですね。

松島大介

敷浪さんは何をしている人なんですか?

小田桐奨

建築家で、ラクロスのU-19の日本代表のコーチとかもやったりしていて、根っからの調整役みたいは人で。発言力もあったり、人を動かしていく力もあるから、池上の同世代の商店会の人たちとも一緒になって、新しい動きをし始めていますね。

小田桐奨

西原の商店会の方も、松島くんが動いていると思うんだけど、理想のまちみたいなのはあるんですか?

松島大介

代々木上原と幡ヶ谷の間にある商店街が西原商店街なんだけど、そこに僕らのパドラーズもあって。ここに移動してきてから5年くらい経つんだけど、もともと僕は中野区の商店街で生まれて、まちにとってのコミュニティがこうなったらいいな、っていうのは明確にあるんですよね。だから今商店会の理事もさせてもらっているんですけど。常に物件が空いたら声をかけてもらうようにしていて、同じ志をもった人がそれでお店をやりたい人とか、引っ越してきたい人が集まってきて、チームになったら良いと思うし。僕がお店を出すより一ヶ月早く、PALETOWNっていう古着屋さんがオープンして。それで僕らが入ってきて。そこからスタートして、レコード屋さんとかお花屋さんとかギャラリーとか雑貨屋とかカレー屋さんとか入ってきたんですよね。もともとあったお店ももちろんある。
別に僕らがリーダーだなんて思っていないんですけど、僕らは「中和」役っていうか。昔からいる先輩たちと、僕ら新参ものとをつなげるっていうか。
それで、みんなが争わないで、みんなで一緒に上にあがっていけるシステムを作るには、誰かが真ん中くらいの中間ポジションにいないと、なかなか上の世代の先輩たちが歩み寄らないっていうか。でもそういう人たちの協力なしでは良いまちは作れないから。

小田桐奨

そうですよね。

松島大介

歩み寄ってほしいなら、こっちがさっきに歩みよるのが絶対先だと思うんですよね。

フクナガコウジ

そうだね。

松島大介

それを5年間、考えながら地道に続けてきて、今地元の人たちが協力してくれるようになっているから、すごくありがたいと思ってる。アイデアが先で、新しい店が入ってくる、みたいな流れになれば良いなと思っているんだよね。

松島大介

自分たちが姉妹店として雑貨屋があるみたいに、全然違う業種でも、まちにとってどういうお店が必要なのか、例えば今回の問題があって、人が集える場所ってやっぱりいいよね、って思う人はたくさんいると思うから、人が集えるための場所作りっていうのがとても重要になってくるっていうか。

フクナガコウジ

西原の商店街とか他でも小さな商店街に行ったとして、無意識に心地いいなって思っていることが、なんでかってところまでは、わかっていなかっただろうね。そんなに意識して使っている人はそこまでいないだろうし。便利なもので言ったら、大きいホームセンターやショッピングモールとかアマゾンで済んじゃうもんね。自分がいろんなところにぽつぽつ行かなくても。それをわざわざ一個一個小さいお店を回って、ちょっと喋って移動して、ちょっと買い物に出たつもりが、丸一日かかっちゃったけど、今日はそれで良いや、って思わせる感じ。あの感じ大事だったんだなぁって。

松島大介

便利だからこそアナログに対する価値観も上がってくるし。音楽とかもそうだよね。全部Spotifyで聞けるのに、アナログ盤が手に入ると嬉しいみたいな。

フクナガコウジ

人間は結局魂だけで生きてるわけじゃなくて、肉体があるからさ。触れれるものというか、質感が大事だよね。パドラーズのマグカップもそうだよね。ドトールのあの白のカップも、太さとか重さとか超こだわっているんだよね。でもパドラーズのこだわりってそっちじゃないよね。一個一個いびつで、形が違うんだけど、その質感に毎回ときめきがあるっていうか。

松島大介

来てくれている人がそう言ってくれるのはすごい嬉しいな。僕らは大手とかそういう力のあることと同じことしても勝てないしさ。わざわざパドラーズじゃなきゃっていう理由を常に、足を動かしたり、頭を回転させて、進化していくっていうか。だけど、根は変わらずにあって、ていうのを意識しているかな。パドラーズのカップでいうと、12個ニューヨークから送られてきて、一年後パドラーズにきたら、またカップが違うとか。それで使っていたカップは中古で手に入るとか。そういう喜びがあったらいいなと思ったから、一年に一回カップを全部入れ替えるってことを始めて。そういう案も、このカップどこで買えるんですか? って聞かれたことがあって。それを実現させるならどうしよう、っていうアイデアから始まったんだよね。そういうことって、企業じゃないから、僕が良いって思ったら、トップダウンで決まっちゃうんだよね。そこが個人でやっている強みだと思うんだよね。企業は企業の強みが絶対あるし、企業にしかできないことがある。

フクナガコウジ
個人の強みって本当そこだよね。
松島大介

自分で言うのもなんだけど、スピード感には結構自信があるから(笑)。逆に考えなさすぎて怒られちゃうくらいなんだけど。例えば、この休業のタイミングも、緊急事態宣言の前にやりたかったんだよね。その意見を聞いて左右されたくなかったっていうか。自分たちの方が早く決断したかったんだよね。

フクナガコウジ

誰になにか言われたからやるとかじゃないよね。自分たちがどうしたいかっていうタイミングでやればいいってことでしょ?

松島大介

世界を見ていると、明らかにこうなるっていう予測は誰もがしていたけど、でもあのときって決定打がないから、このまま続けていることが、ダメでもないし、良くもないっていうか、そういう感じだった。だけど、あのタイミングでも早く閉める方が正しいって、おれは思ったんだよね。今でも営業している人が間違っているとかじゃなくて。

松島大介 Daisuke Matsushima/PADDLERSCOFFEE/BULLPEN 代表

東京都中野区生まれ。2013年、ポートランドを代表するコーヒーロースター「STUMPTOWN COFFEE ROASTERS」の日本唯一の正規取扱店として「PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)」を共同代表の加藤健宏と共に設立。2015年4月から現在の渋谷区西原に旗艦店を構えたのち、2018年4月には同じ西原に家具と雑貨のお店「BULLPEN(ブルペン)」もオープンする。

PADDLERS COFFEE
BULLPEN

Hi, How are you?

HOTSANDO Issue19よりババーンとコラムページが増えました!

HOTSANDO 編集部

Hi, How are you?

続・上州屋の記録
(HOTSANDO Issue18)

HOTSANDO 編集部

Tomorrow Never Knows

「煮るとスープができる不思議な石を持っているんです。鍋と水だけ貸してください」

山田 毅 Tsuyoshi Yamada/美術家 ・只本屋 代表 ・ 副産物産店 共同運営

Tomorrow Never Knows

HOTSANDO Issue12 あとがき

丸山亮平(HOTSANDO 編集チーフ)

Tomorrow Never Knows

麻田 景太 Keita Asada/五条ゲストハウス

Tomorrow Never Knows

山田 毅 Tsuyoshi Yamada/美術家 ・只本屋 代表 ・ 副産物産店 共同運営

Tomorrow Never Knows

八木 麻子 Asako Yagi/ガラス作家

Tomorrow Never Knows

矢津 吉隆 Yoshitaka Yazu/美術家・kumagusuku代表

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『やあ、そっちはどう?』
真似したいほど魅力的なまちで活動する方との対談記録『Hi,How are you?Vol.3』は松陰神社エリアで、ビールとパンのお店『good sleep baker』を営む小林由美さん。
世田谷線って池上線と似たローカル線だけど、めちゃくちゃ盛り上がってる印象。でもそれが観光名所があるとかではなくて、生活と地続きで自然体な感じがいいなあと思っています。池上に来たこともある小林さん、松陰神社にお店を構えたきっかけの話を始まりに、住んでるまちのこと、池上のことについて話を聞きました。
ちょっと汗ばむ季節の始まり、美味しいビールを飲みながらの対談。時節柄、東京都知事選挙の話がひとしきり盛り上がったあとのお話です。

小林由美/good sleep baker
中嶋哲矢/L PACK.
フクナガコウジ/図案家

小林 由美 Yumi Kobayashi/good sleep baker

Tomorrow Never Knows

近所の弁当屋で僕は言う。

「サケ弁1つお願いします。」

飯田 純久 Yoshihisa Iida/イイダ傘店